津山産小麦の概要
津山地域では平成20年頃から水田の有効利用策として稲との二毛作による小麦の生産が始まりました。
開始時は、薄力粉になる品種「ふくほのか」を栽培し、平成25年からは強力粉になる品種「せときらら」の栽培が始まりました。
「せときらら」は主にパン用小麦粉として使用されており、現在、津山市はパン用小麦粉の県内最大の産地になっています。
香り豊かでおいしい「津山産」を使用するお店が増えています。
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「小麦の里のおくりもの 津山産小麦」
黄金色に広がる美しい小麦畑のシーンが満載で、生産者のこだわりや思い、パン屋さんの実際の使用感や満足感などを紹介しています。
種まきや収穫などの農業シーンやパンの製造シーンなどを交えながら「津山産小麦」の安心感やおいしさなどをお伝えします。
ぜひご覧ください。
薄力粉
強力粉
津山産小麦の産地づくりと農商工連携による小麦のブランド化を推進するために、小麦生産や新商品の開発、津山産小麦を統一ブランド名「津山のほほえみ」として商標登録
「津山のほほえみ」は、「津山産小麦(“穂”)で、津山地域の“美”しく“恵”まれた自然を守ろう(“保”)」という願いを込めて、名づけられました(穂保恵美ほほえみ)。
津山産小麦の特長
香りの良さ
津山産・外国産・他の国産 の小麦粉で焼いたパンの香りを分析したところ、津山産は他よりも 焼いたときに香ばしく甘い香りが立ちやすい
結果がでました。
おいしさ
「せときらら」は小麦の豊かな香りが感じられ、もちもちの食感が人気です。 主にパンに使われています。
「ふくほのか」は風味の豊かさやくちどけの良さが人気です。
津山ロールなどのお菓子や麺で使われています。
生産から製粉までの全工程を岡山県内で完了
- 外国産や他の国産よりも、輸送などで排出されるCo2を削減します。
⇒フードマイレージを削減 - 食料自給率の向上や農地の保全にも貢献します。
津山産小麦の品種紹介
●育成:近畿中国四国農業研究センター
●種類(グルテン量):中・薄力粉(6.5〜12%)
●特徴:早生で関東以西から九州南部が栽培適地。穂発芽し難い。
●製粉特性等:低タンパクでも製粉歩留まりが良い。
●商品化例(津山地域):津山ロール、うどん
●育成:近畿中国四国農業研究センター
●種類(グルテン量):強力粉(12%以上)
●特徴:早生でふくほのかと同様で、多収である。
●製粉特性等:製パン性に優れている。
●商品化例(津山地域):パン、中華麺
津山産小麦を使ったおすすめレシピ
材料
●ピザ生地
強力粉(1カップ)
薄力粉(1カップ)
ベーキングパウダー(小さじ1/2)
塩(少々)
ぬるま湯(1カップ弱)
ドライイースト(小さじ2)
砂糖(ひとつまみ)
オリーブ油(小さじ1)
●ピザソース
トマトケチャップ(大さじ5)
オリーブ油(大さじ1)
にんにく(小ひとかけ)
玉ねぎ(中さじ1/4個)
マヨネーズ(大さじ1)
塩、ブラックペッペー(少々)
パセリ(お好みで)
作り方
1.強力粉と薄力粉とベーキングパウダー、塩をあわせる。
2. ぬるま湯とドライイーストと砂糖をあわせる。
3. 「1」と「2」をあわせ、ひとまとめにし、オリーブ油を加え、こねあわせる。
4. 生地をビニール袋に入れて、ぬるま湯をはったボールに入れて、5分間発酵させる。生地を2等分にしてのばす。
5. 広げた生地の上にピザソースをぬり、それぞれトッピングの具をちらし、200℃のオーブンで約13分焼く。
1.にんにく、玉ねぎ、パセリはみじん切りにしておく。
2. 鍋にオリーブオイル、にんにくを入れて弱火で香りが出るまで炒め、玉ねぎのみじん切りを入れてさらに炒める。
3. 玉ねぎが透き通ったら、ケチャップ・マヨネーズ・塩・ブラックペッペーを入れて、火が通ったらパセリをちらす。
津山産小麦が購入できるところ
業務用(25kg袋)
- JA晴れの国岡山 津山東部アグリセンター TEL(0868)29-2911 岡山県津山市野村735-1
- 地域商社つやまエリア 株式会社曲辰 TEL(0868)35-2711 岡山県津山市山北663
小売用(500g袋)
- みち停「あさひ」 TEL(0867)27-9366 岡山県久米郡美咲町西川1001-4
- 産地直売所「燦燦つやま」 TEL(0868)22-8640 岡山県津山市林田146-1
- 津山市地産地消センター「サンヒルズ」 TEL(0868)27-7131 岡山県津山市大田811-1
- ファーマーズマーケット「サンサンくめなん」 TEL(086)728-4696 岡山県久米郡久米南町下ニケ1367-1